東日本復興支援活動に対する支援金の御礼
日頃よりNPO法人日本ヨガ連盟に多大なるご厚情を賜りまして誠にありがとうございます。
お陰様にて、10月12~14日の宮城県石巻市雄勝町の復興支援が無事終了致しましたのでご報告申し上げます。
この企画は昨年に引き続き、AMDA様との共催で行われました。
皆様から頂きました支援金は今後も東日本復興支援活動に活かして参ります。
温かいご支援並びにご協力を、引き続きどうぞ宜しくお願い申し上げます。
支援金総額 110,000円(全国の会員、AMDA様の交通費支給)
▼10月12日活動分
AMDA兵庫支部皆様は総勢11人
震災後、雄勝町で診療所を開いて支援活動をしている小倉健一郎ドクターを中心に、医者、看護師、助産師、理学療法士、税理士(兵庫支部の経理)、皆様とても楽しい方々ばかりですし、きわめて組織的に懸命に活動していました。
支援場所は午前、午後と二か所。
浜の方々に届くように、海の放送ラインで、「♪ピンポンパンポ~~ン! ただいまから~ ヨガやマッサージをはじめます。 ど~ぞいらしてくださ~い ポンパンポンピ~ン♪」。
仮設にお住いの方々は海の生業、こぶ漁が始まったせいかとても活気が感じられ、明るい雰囲気でした。
なんと、捕れたての秋鮭の頭でこしらえたあら汁(ざっぱ汁)や、一本釣りした新鮮カツオのお刺身などでおもてなしして下さいました。
ヨガに関しては、膝腰肩痛の高齢者の方々ばかりで、男性もおられました。
結構お元気に動けていて、「こんな動きも呼吸つけっとヨガって言うんだねえ~」とわいわいおしゃべりしっぱなしの笑顔が絶えませんでした。
「もうだ~れも忘れてしまってんのにい、こうしてアムダさんだけはおらえっとこいづまで~も覚えてくれっからありがたくてよ~~」と涙む方もあり・・・。
もともとAMDA兵庫支部にいた小倉先生は、震災の時に雄勝に派遣されたそうですが、ここにに骨を埋めて支援し続ける!と決意。 半端ないその心に感動させられました。
その小倉先生から、「こういうヨガは雄勝に絶対必要ですから!」と言われ、今後もなんとかお力になれるようにしていかねば、と思いました。
沢山の出会い、ご支援に心から御礼申し上げます。
~参加した学生会員の声~
初めて学生会員として被災地で支援活動に加わらせて頂きましたが、知識も経験もない学生である私でも、ヨガを手段として身体と身体で対話し、触れ合い、呼吸を合わせて同じ空間や時間、そして様々な想いを共有することで十分できること、貢献できることがあるのだな、と改めて思い直した非常に価値ある経験でした。
また、特に、つながるペアヨガが大盛り上りで、それまで見よう見まねで表情も少し硬かったご高齢の方々が、大きな口を開けて大きな声で笑い合い、力を出し合い、ペアの方々と息を合わせて満面の笑顔でひとつの動作を一生懸命行う様子は本当に私自身も元気になって心から明るい気持ちになりました。
このように、人には「嬉しい」とか「悲しい」など様々な感情がありますが、それらを分かち合い、身体で体現してくことにより、より幸せや喜びの波長を生むのかな、と思いました。
だからこそ、感情を引き出し、身体や声を解放して呼吸を深くしていき、身体と心に気づきをもたらしていくヨガは、健康で元気になっていくことを支援する上で本当に効果的で最も役に立つツールなのだな、とはっきりと 確信した一日でもありました。
私が直接ヨガを完璧に教えた訳ではなく、私がしてきたことはお話を聞き、対話しながら簡単なストレッチや呼吸法をアシスタントする、という本当に些細で微力なことでしたが、理事長の誘導で参加者の方々の表情がヨガを行う前と後では見違えるように明るくなったことには驚きを隠せませんでしたし、だからこそもっと自分自身がこれからヨガや健康面において力を付け、自分からできることをもっともっと発信していきたいと心から感じました。
支援後は、体は疲れているはずなのに何故か家に帰っても興奮気味で、心がイキイキしていたからか全く疲労感がありませんでした。
ヨガと、支援先で出会った高齢者の皆様、また、ご協力して下さった多くの方々のパワーだと、本当に感謝と感動の気持ちでいっぱいです。
また、学生枠を設けて頂くよう自分で依頼し、試行錯誤の日々でしたが、やはり「ヨガで健康支援し、若者のパワーを生かしたい」という想いを持ち続け、実際にこの日を以て一歩踏み出せたのではないかと思い、今までやってきて良かったな、と思いました。
まだまだヨガを通してできる支援は私たちにも様々な場所であると思うので、これからより自分のできることを続けて行っていき、寄り添える力と心、そしてヨガの知識や指導スキルを勉強して養っていきたいです。
▼10月13日活動分
朝から昆布漁があると言う事で、参加者の出足が遅く心配しましたが、徐々に高齢者の方々が集まり始め、お茶っ子を飲みながら色々お話をし
▼10月14日活動分
朝の5時に「今日は昆布漁です」の放送でで起こされました(^O^)。昨日に続き風が吹いていて、風のある日は波が静かで昆布漁に最適なのだそうです。最終日の支援と言う事で、アムダの皆さんの力に少しでもなれるように努めさせて頂きました。
2013年AMDA兵庫県支部雄勝支援 参加された雄勝住民からの感想文
10/12(土) 午前 名振コミュニティセンター
「ほんと、ありがたいです。」
「すごく体がかるくなりありがとうございました。タコ焼きもとても美味しかったです。」
「マッサージしていただいて大変楽になりました。本当に有難うございました。」
「タコ焼きもとてもおいしく、マッサージもすごく気持ちよかったです。」
「体動かしてほぐれて寝そうになりました。」
「最高であった。わしらに親切であった。」
午後 荒地区老人憩の家
「とても気持ちがよかったです。むくみのマッサージを教えてもらって、とてもタメ になりました。(足首マッサージ)」
「初めてヨガをしましたが体が温まりました。」
「とても気持ちよくなりました。ヨガで体もかるくなりました。」
「きた時よりも体がとてもかるくなりました。ありがとうございました。」
「大変体が楽になりました。本当にありがとうございました。」
「気持ちよかったです。」
「ありがとうございました。」
「ヨガのマッサージなど、参考になりました。また、来てください。」
「大変よかったです。ありがとうございました。」
「今日はどうもありがとうございました。また来てください。体がらくになりました。」
「遠いところから来て頂きありがとございます。楽しい日になりました。」
「普段体操しないのでとても楽しく運動ヨガすることができました。マッサージもとても気持ちよかったです。ありがとうございました。」
「アットホームな感じでとても楽しかったです。心もほぐれました。」
10/13(日) 午前 羽坂地区老人憩の家
「とても楽しかった。」
「久しぶりのマッサージ、身も心も軽く感じ、また冗談を言いながら楽しい一時でした。また爪を磨いてもらって10歳若くなった感じです。」
「爪の手入れも生まれて初めてしてもらい、ありがとうございました。ヨガも体が軽く大変楽になりました。本当にありがとう。タコ焼きおいしかったです。」
「羽坂村のおばちゃんたちが、ありがたい、ありがたいと言っておりました。村の住人と接しお話しするだけでもありがたいのに、マッサージとても気持ちよかったです。タコ焼きおいしかったです。」
午後 立浜仮設住宅談話室
「ヨガに来てよかったです。」
「大変体が軽くなり気持ちいいです。お世話様でした。」
「とても気持ちよかったです。有難うございました。」
「マッサージして頂きまして有難うございました。すごく気持ちよかったです。」
「気持ちよくなりました。」
「今夜ぐっすり眠れます。本当にありがとう。又来ることを楽しみにしています。」「ヨガなんて初めてですけど本当に体が軽くなりました。機会があればこれからも続けたい気持ちです。」
「今日は私たちの年齢にあった体操やマッサージその他のことを教えていただき有難うございました。心より感謝申し上げます。又、おいで下さることをお願いたしまして、お礼の言葉とさせていただきます。」
「大変良イ」
10/14(月) 午前 大須地区老人憩の家
「今日はとても楽しく体も軽くなりました。タコ焼きもとてもおいしくいただきました。どうもありがとうございました。」
「とてもよかったです。又御願いいたします。タコ焼きとてもおいしかったです。」
「両手のマッサージをして頂き有難うございました。又ヨガの運動をしたり体がやわらかくなりました。足や腰が軽くなり家に居てもやりたいと思いました。」
「今日は1日楽しくできました。」
「たこやきごちそうさまでした。マッサージ、とても気持ちよかったです。ヨガ少しずつやってみます。ありがとうございました。」
「初めてのヨガでとてもいい経験になりました。これからもがんばってください。」
「本日はとても楽しい1日を過ごさせていただきありがとうございました。ヨガは初 めての私にはとても合っていて毎日続けていこうと思います。タコ焼き、コーヒー温かくて美味しかった!」
「すごく気持ちよかったです。地区のおばちゃま方と楽しい時間を過ごすことができてよかったです。」
「今日はマッサージとヨガにさそわれて、さいしょはマッサージをしていただきました。何年振りかに丁寧な肩のマッサージをしていただきました。とても右肩が軽くなりました。ありがとうございます。」
「部落に居てもこうした楽しい集いがなかったのでたのしくすごさせていただき大変よかったと思います。(中略)遠方からおいでいただき本当に感謝いたします。又こういう集いがあれば楽しいと思います。」