「ヨガ」と一言いっても、様々な種類や流派が存在し、それぞれの種類や流派によってスタイルや得られる効果が異なってきます。どの方向からも入れるように72門あるといわれているヨガですが、その中で主なものを紹介いたします。
※クリックすると説明が表示されます
心のコントロール力を高めることを中心としたヨガのことです。
ラジャとは「王」の意で、王が国を治めるためには、自己自身の心の制御が不可欠であるために、内なる輝きに気づき、心身霊のレベルでの平穏を目指すことが必要だということから始まっています。特徴としては、主に瞑想を行うことで精神の集中力を高めたりリラックスさせることで、内なる自己を深く見つめることができます。
肉体的な「ポーズ(アサナ/アーサナ)」と「呼吸法」を中心としたヨガのことです。現代の認識では最も一般的でポピュラーであると言えるかもしれません。
「ハ=ha」は太陽・吸う息・凝縮、「タ=tha」は月・吐く息・拡大などの意味があり、陽と陰、精神力と生命力などとも解釈され、生理的なエネルギーをコントロールして調和する力を養うヨガという意味を持ちます。ポーズによるエクササイズ効果や、呼吸法を通して、集中力を高めることができます。
真理についての知識を学び、それを知ったレベルから叡智と呼ばれるレベルに自己を研鑽し、高めていく。シャカのヨガは智慧を重視している点で、このヨガを含む。
日常の社会活動を修業の場としてとらえ、利益や見返りを求めない無私の奉仕精神を養う行動的なヨガのことです。
人道的な奉仕活動などに積極的に従事している人などに向いているヨガとされており、社会性や人間性、精神力、行動力など、日常の社会生活における様々な要素を総合的に養うことができます。
マントラとは、心の中(あるいは声に出して)唱える言葉のことで、そのマントラを唱えることを主とするヨガのことです。精神統一をしたり、集中力を高めたりすることで、身体を調和させる効果が得られます。
自分中心の心、エゴ、自我を放下、放擲して、すべての中に神の存在を感じ、神の心として受けとめ、祈り、瞑想、思考を通じて、神聖なるものと一体化する道。
人間は繰り返し自己の浄化に努める、汚れていくもの。毎日、読誦(読経)や祈り、アーサナなどを定期的に行い浄化に努める。
脊髄の根元にあるとされる生命エネルギーのセンターを活性化させ、各チャクラ(エネルギーセンター)を開き能力を開花させる。
日本ヨガ連盟では、「お元気ですか?ココロとカラダ」をキャッチフレーズに、“ココロ”と“カラダ”のバランスを整えることができる健康法としてのヨガを社会に広く普及させる活動を行っております。
ヨガにはたくさんの種類がありますが、社会奉仕活動を行う「カルマ・ヨガ」を中心とした組織づくりをしており、「ハタ・ヨガ」をはじめ、「ラジャ・ヨガ」や「ジニャーナ・ヨガ」から学んだ知識や技術を、予防医学の分野や健康教育推進分野などのサポート役として実践しています。