Q:カルマ(業)をきれいにする方法は、その対象者へ実践しないと効果はないですか?(1日目)
A:カルマの輪廻転生=因果応報の法則をお伝えした。
ex.親孝行したい時には親はなしというが、親が生きていたらこのぐらいの年齢になっているだろうとして他のお祖母ちゃんに孝を行ずるのであるというふうに…。
Q:個人活動は報告しなくて勝手にやっていいか?(1日目)
A:正会員・その年度の資格登録の更新ができていれば、個人活動は自由にできます。
ただしNPO法人に科せられた法律(NPO法)に準じた活動であることが前提。
また年に2回ほど個人活動報告と見合う寄附のお願いをしますので、できればそれにご協力をお願いしたい。
Q:完全呼吸法がわからなかった。(2日目)
A:仰向けの状態で順番に呼吸していく事を意識して再度やってもらいました
Q:肛門をしめる感覚がわかりづらい(2日目)
A:まずはお尻をしっかりとしめる事から力を入れていく感覚がつかめるようにする。
あぐらの状態でも肛門が閉められるように立った状態で少しずつ足を開いていきながら骨盤底筋を強化していくことも提案してみました。
Q:ろうそく瞑想などは普段のレッスンの最後に必ず行うのか?(2日目)
A:瞑想は普段のレッスンではシャバアーサナの時に身体を観察することや、ポーズの時に観察することや、呼吸法をしながら行ったりしているので、最後に必ずしないといけないというものではないです。
Q:仕事などでストレスを感じた時の心の持っていき方をどうすればいいのか?(2日目)
A:心の中のもやもやを観察して、自分で何か解決出来るものなら改善するようにし、自分ではどうにもならない事なら考える事を手放すようにする。
Q:体の状態を常に整えておくと、心の状態も乱れないということですか?(2日目)
A:はい、そうですね。インド5000年の智恵の中に心身の状態をコントロールする呼吸法があり、それを私達は健康活用法としてこの章で学びます。
近年科学的研究が進んでその効果が証明されていることが多くなっていますので統合医療の分野としてしっかりと覚えると役に立つと思います。
「氣」という考え方は東洋の概念ですが、心は氣と大きく関与し目に見える物質身の状態と同調している(一如)と考えられています。しかし目に見えない領域である心をコントロールすることはなかなか難しく、そこで物質である体の状態を呼吸法で調氣することで心を支配しているホルモンや神経の働きをコントロールしていく、これがプラーナヤーマ~プラティヤハーラの段階の教えとなります。
日頃から身体を整えて氣を調え、呼吸を安定させることで生命の状態がより良く維持できるということなのです。
Q:瞑想をしていても、色々なことが浮かんでくる。どうしたら良いですか。(2日目)
A:浮かんでくるのは当たり前です。ストレスが多いほど浮かんでくるものなので、否定せずその状態を受け入れましょう。
ただ、浮かんできたら決して囚われないことです。例えばスマホ画面をサッとスライドするように消し去りましょう。
浮かんでくることに囚われて考えだしたり、そこからストーリーを追いかけてしまうと思考脳が動いてしまいます。
じっと座ることで運動脳を停止させ、考え込まないことで思考脳を停止させ、「瞑想脳」にスイッチを入れるのが瞑想ですから、浮かび事(妄想)が湧くたびにどんどん消しましょう。
消す方法は「他に集中する」ことです。何かを観続ける、真言を唱え続ける、今の感覚に意識を向ける、そして、呼吸をしている状態に気づきを戻していくのです。
継続は力なりと言いますが、瞑想を続けるとやがて脳が落ち着きやすくなり、心の動きが停止する状態が起きてきます。
Q:30分の瞑想は難しい。(普段は10分ほど)先生は、どうやっていますか。(2日目)
A:瞑想に基本、時間原則は無いと思っています。1分でも1時間でも、まずは自分が気持ち良い時間・環境で行う事です。
私が30分と申し上げたのは「坐禅」の例です。禅宗の坐禅は30分坐ったら次に歩行禅をし、再び30分坐ります。
瞑想には静禅と動禅がありますが気質的に体を動かす瞑想が合っている人もいますので、体を動かす瞑想体験をされてみてはいかがでしょう?
瞑想は「気づき」です。 そして気づく手法は世界中にあります。
龍村修先生の著書「瞑想100」をご紹介致しますので、是非熟読し、知識を深め、できそうなことから実践してみて下さい。
Q:P51(4)入浴後は分かるが、入浴前がNGなのは何故?(3日目)
A:ヨガで血行が良くなった後すぐに入浴するのは、体に負担がかかるため。
Q:P52(5)結婚指輪など、普段外すことのないアクセサリーも外したほうが良いのか?(3日目)
A:スマートウォッチなどを常に装着している方も最近は多くいます。結婚指輪も無理に外す必要はないです。
当たって痛い場合や気になる時には外してください。
Q:胸の大きさの左右差は何か理由があるのか(4日目)
A:胸の左右の高低差をみる時にはバストではなくチェストをみるので、バストの左右差はどんな理由があるのでしょう…
と皆で考えてみるにとどまりました。
※ヨガアドバイザーからのコメント
乳腺の発達(ホルモン分泌)の仕方や、脂肪の偏りなどで差が出ることがある。
また、心臓の機能が影響し、大きく育つ人もいる。
Q:修正法の動きで起き上がれなかったが起き上がれるようになるのか?腹筋が足りないのか?(4日目)
A:修正法は筋力アップして起き上がるのが目的ではないという前提で、やっていくうちに修正されて起き上がるようになるかもしれません。
5日目のロールプレイングに関して(4日目の説明時に質問有)
Q:緊張しないようにするには?
A:労宮のツボを押してみる。とにかく声に出して練習してみる。
Q:自分の先生の言い回しをコピーしても良いですか?
A:良いなぁと思った言葉は使っていいと思います。
Q:どのように組み立てたら良いですか?
A:例えばメインのポーズを決めてそれに対して修正する動きを入れて一通りやってみる。
Q.もしも教室で生徒さんが怪我をした場合はどう対処するのか(5日目)
A:今まで私たちがあった事例をお伝えしました。
・暑い日に教室に来るまでに熱中症のような症状(90代)。
盛岡市の事業で市役所職員(保健師)の方がいらしたので、対処をお願いした。
ご家族に連絡し、帰っていただいた。
・何度も手術歴のある方(80代)。午前中に多くの用事を済ませ、急いで午後の教室に参加。
1時間半のヨガ。最後のシャバアーサナ後に仰向けのまま目眩がする、と起きられなくなった。
教室を行っているセンターの職員に手伝ってもらい、救急車を呼んだ。
1人で教室を行っていると、どうしたら良いのか分からなくなってしまうかもしれないが、センター(公民館)に職員の方がいれば手伝ってもらう。
数年に一度は地域の消防組合が行っている普通救命講習に参加することをお勧めします。
※ヨガアドバイザーからのコメント
依頼されているクラスであろうが、個人が行うクラスであろうが、緊急対応マニュアルの存在は大事です。
指導者の責任・姿勢として、「安全」への準備をかかさないこと。
センター、世話役、ローテーション講師陣などと包括して取り組むことを怠らないで下さい。
Q.男性の生徒さんにも同じように指導されますか?(5日目)
A:教室の運営の仕方にもよりますが、基本的には同じように指導させて頂きます。
Q.修正法をどう入れたら良いか分からない。(5日目)
A:今はテキストにあるポーズに対しての準備の修正から慣れていく方がいいと思います。
※ヨガアドバイザーからのコメント
あるポーズをする時にまずスタートの姿勢を観ます。
左右や前後の歪みがないか?じっくり観察してください。
観察する人は目視にて、また、観られる人は感覚の差などで把握しておきます。
主に開きの差、傾きの差、呼吸の状態などを観察すると良いです。
そして、テキストにある修正をしかけ、再チェックし、変化に気づいて下さい。
テキストの修正法は、積極的修正法と自然修正法しか紹介されていませんが、他に抵抗法を用いる消極的修正法や関連部位法などがありますよね。
これらに関しては、10月に定例開催されるトレーニングキャンプにて当団体のヨガアドバイザー龍村修先生の指導から学ぶことが可能です。是非ご参加ください。