ヨガ講師(インストラクター)派遣

福祉施設向けヨガ

介護老人福祉施設を利用している方の健康支援や介護予防を目的として行います。利用者一人一人の運動能力に合わせて、安心して楽しく行えるよう、寄り添いながら、簡単なポーズやマッサージなども取り入れたヨガを行います。施設職員の方が一緒に参加することで、健康増進や運動不足の解消になります。

講師派遣のご依頼をいただいた施設などに当法人の認定インストラクターが伺い、ヨガの指導を行います。

ご指定いただいた場所などで、ご希望に合わせたプログラムをご提案いたします。

いつまでも健康でイキイキと生活するために、是非取り入れてみてはいかがでしょうか。

 

  • 介護予防プログラムとして
  • 職員の方の健康増進や運動不足の解消に

プログラム例

所要時間:20分間

■椅子(車椅子可)を使用、運動量:低、着替えなし

呼吸法(5分)→上半身をほぐす動き(5分)→下半身をほぐす動き(5分)→呼吸法(5分)

 

所要時間:30分間

■マットを使用、運動量:低~中、着替えあり

呼吸法(5分)→上半身をほぐす動き(10分)→下半身をほぐす動き(10分)→呼吸法(5分)

 

高齢者向けのヨガとは?

WHO(世界保健機構)の定義によると、総人口に占める65歳以上の人口が7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」さらに21%を超えると「超高齢社会」としています。日本は2017年に高齢化率は27%を超え、「超高齢社会」に突入しています。平均寿命の延伸と少子高齢化の人口構造を反映すると2030年には高齢化率が31.2%となり「超々高齢社会」になることが目前に迫ってきています。

平均寿命が延伸される一方、人に頼らず自立して生活ができ、他の支援や介護を必要としない健康寿命との差は10歳前後あると言われています。

寿命の延伸により「ロコモティブシンドローム」「サルコペニア」「フレイル」などのリスクが高まり、「要支援、要介護状態」となる人々も増えていくと予測されます。加齢が進むほど、様々な心身の回復力が低下します。できるだけ健康な心身の状態のままで生活していけるようにするためには早めに予防することが大切です。

高齢者向けヨガは大きく2タイプに分けることができます。将来的に介護の手を必要とすることなく、健康で活き活きとした生活が送られるよう生活自立のお手伝いを目的とする介護予防ヨガと、運動器系症候群の予防・改善を目的として行うロコモ予防ヨガがあります。

 

「介護予防ヨガ」の特徴

  • ADL(日常生活動作)や QOL(人生や生活の質)の向上を目指します
  • 無理のない動きで、安心して楽しく行えます
  • 椅子や車椅子またはベッドに横になった状態でもできます

「ロコモ予防ヨガ」の特徴

詳しくはこちらをご覧ください。

 

介護予防ヨガのメリット

日常生活動作を維持する

高齢になると、運動能力の低下や健康状態の悪化は避けられません。筋肉の萎縮・関節の硬縮・身体バランスカの衰え・行動速度の低下・ 知覚、感覚器官、代謝機能の衰えなどがありますが、その症状は個人差が大きく、それは生活環境が大きく左右すると言われています。 食事、トイレ、着替え、洗面、お風呂、階段の昇降など、日常生活で必要な動作が一人でできるように、身体機能が衰えさせないために、運動や刺激を日常生活に取り入れ、鍛えることが大切です。 骨は毎日少しずつ骨をつくり変えています。加齢とともに全体に骨をつくる力も、骨を壊す力も弱まっていきますが、骨を壊す力の方が強くなり骨量を増やすことは難しいとされています。一方、筋肉量は年齢とともに低下しやすくなりますが、鍛えることで、高齢になっても筋肉を増やすことができます。 介護予防ヨガでは筋肉や関節をほぐし、柔軟性を高め、さらに強化し、心身の安定を養えるようなプログラムです。誤嚥や認知症予防の動きなども取り入れています。 代謝がよくなり、食欲が増し、さらに必要な栄養素を確保することができるようになります。 また、運動効果やリラックス効果などにより、睡眠の質が高まり、しっかり睡眠がとれることで生活リズム全体が整うことにもつながります。

いつまでも豊かな人生を

長年勤めた職場を離れたり、家族や親しい人との別離を経験したりすることで、ふさぎ込む機会が多くなります。次第に外出することもおっくうになってしまいます。だんだんと生活に刺激がなくなり生きる気力や自己是正感が低下し、ますます引きこもるような生活となり、最悪の場合はうつ状態になってしまうおそれもあります。そのままでは心身の健康もQOLも同時に損なわれてしまいます。 日常生活の動作がスムーズに行えると自信がもて、行動意欲が増します。外出を楽しんだり、お友だちとの会話や趣味の活動など社会的参加が増え、心身共に健康になっていくでしょう。

楽しみながら、みんなで

「介護予防ヨガ」はヨガのポーズの完成度にこだわるのではなく、呼吸への意識を大切にして身体を動かすプログラムです。 一人ひとりの身体の状態に合わせたプログラムを行いますので、無理なく、安全に怪我なくできるように配慮しながら行います。 年齢が進むにしたがつて、様々な症状に悩まされるのは仕方がないことですが、あきらめず身体を動かし、楽しく仲間づくりをしながら続けていきましょう!

椅子や車椅子でもできる

一般的にヨガのイメージはマットの上で身体を柔軟に動かすものと思われがちですが、決してそうではありません。特に高齢者向けのヨガでは一人ひとりの個人差が大きいため、それぞれの運動能力に合わせて安全かつ楽しみながら行えるように指導をしていきます。 そのため、床に座ったり立ち上がったりする動作が難しい方にもヨガを楽しんでいただけるよう、イスに座ったままで行ったり、ベッドに横になったままで行うことも可能です。  場所や時間を選ばず、ご自宅でも気軽にヨガを行えるようなプログラムとなっています。

職員・介護者のためのヨガ

施設職員や介護に携わるご家族などの心身のストレスは多大なものです。体力的、精神的ダメージに気づかずに、一生懸命に介護していて、ある日、自分の不調に気づいた時には深刻な状態だった。という方が少なくないのではないでしょうか。 介護する側が健康でなければ、その関係性が保てなくなります。日々の心身の疲労をためこまずに、仲間と一緒に身体を動かすことにより、心身を癒すことが大切です。 働きやすい環境づくり、介護者がひとりで抱え込まないようにするなど、ケアする側の健康に着目したヨガのプログラムをご用意しています。

 

実施イメージ

  • 施設利用者のレクリエーションとして
  • 施設利用者と施設職員や家族とのコミュニケーションとして
  • 施設職員の方へのストレス解消や健康増進として

 

参加者の声

「ヨガをした日はぐっすり眠れるので、楽しみに参加しています。」

「身体が軽くなりスッキリするので、心も晴れ晴れとします。」

「とても簡単な動きなのにとてもスッキリ!!」

過去にご依頼いただいた企業・団体様

 

 

よくあるご質問

出張、派遣の範囲

原則として、会員在住都道府県となりますが近郊の場合、派遣できる場合もございますのでご相談下さい。

広さの目安

マットを使用する場合、余裕をもって行うには5人で8~10畳。10人で15畳の広さでできます。

1人1畳でポーズを取ることも可能です。

椅子を使用する場合は、腰かけられる場所や、できれば両手を周囲に広げられるスペースがあればOKです。

講師料の目安

「講師料(課税対象)」+「交通費(原則実費)」

企業・労働組合様の場合、目安として30,000円~/60分とさせていただいております。

講師料は時間や対象人数、派遣するスタッフ、ご予算に応じて調整させていただきます。

準備物について

ご契約までは事務局スタッフがご対応させていただきます。

ご契約成立後は担当するインストラクターよりご連絡いたします。

当日の内容、準備物、会場の環境整備など、ご遠慮なくご相談下さい。

アシスタントについて

人数が多い、配慮が必要な方が参加するなどの理由により、アシスタントが同行する場合もございます。

請求書、見積書、領収書について

発行可能です。詳しくは事務局にご相談下さいませ。

支払について

活動終了後1週間以内にお支払をお願いいたします。なお振込手数料はお客様のご負担にてお願いいたします。

講師料の受取人は、原則、講師本人(個人)ではなく、当団体(法人)とさせていただきます。

 

 

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